私の血圧はこの2~3年高めで、寒い時期には特にその傾向が強い。塩分を控えるようにはしているけれど、なかなか思うようには血圧が下がらない。
最近新宮市の図書館で借りた「しなやかな血管を作る本」(渡辺孝監修、講談社)に、血管の老化を予防する食べ物のことが載っていて、そのなかに「お米の胚芽が発芽の準備を始めるときに、米に含まれるグルタミン酸が変化した『ギャバ』に血圧を下げる効果がある」と書いてあった。
うちでは玄米を買ってきて、玄米をそのまま炊いて食べたり、家庭用精米機で胚芽米にしたりしているので、ためしに玄米をいつもより長めに(約30時間でそのうちの半分はぬるま湯状態)水に浸してみた。一度も水を交換しなかったので、水が少し泡立ち、あまい香りが漂い始めた。
水もかえず、そのまま電気炊飯器で炊いて食べてみたら、いつもよりも『プチプチ感』があっておいしいご飯だった。
ただ、市販されている玄米なので、収穫のあと籾の段階で加熱乾燥している可能性が高く、実際に発芽するまで試して見ないと、健康のためになるかどうかわからないと思う。
参考のためネットで「発芽玄米」を調べてみると、時々水を替えて、まる2日間は水に浸すようだ。水を交換するのは特定の有害な微生物をふやさないためだろうか。
うちで買って食べている玄米です(キヌヒカリ)水に浸したあと。胚芽がかなり膨らんだ。(矢印)